QUBE

QUBE

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

底床の種類

底床には以下おおまかに4種類あります。
ここではセラミック系底床の説明をしますので、他の底床を見る場合は以下のリンクから別の記事を参照してください。

セラミック系底床

セラミックとは「狭義には陶磁器を指すが、広義では無機物を焼き固めた焼結体を指す。(wikipediaより)」とのこと。
アクアリウムで使われるセラミック系底床は土を焼き固めたものです。
かなりの硬さまで焼き固められているため、ソイルとは異なり洗えば半永久的に使用可能です。
水質を弱酸性に傾けるものや、アルカリ性に傾けるもの、など色々と種類がありますので、
飼育する熱帯魚に合わせて購入してください。

セラミック系底床の種類

おおまかに以下の2種類に分けられます。

  • ハイロサイト(カオリナイト)系
    水質を弱酸性に傾けます。(phを低下させる)
  • 珪酸カルシウム系
    水質をアルカリ性に傾けます。(phを上昇させる)

セラミック系底床のメリット

  • 洗うことが可能で、半永久的に使用できる
  • 多孔質であるため、微生物が定着しやすい環境である
  • 色合いが土と同じため、自然観を出せる

セラミック系底床のデメリット

  • 肥料が含まれていない。

ソイルにくらべ圧倒的に優位に立っているメリットは、砂と同様、形崩れがおきませんので、
半永久的に使用できる点です。
ソイルは半年〜1年程度で形が崩れてしまいますので、限界があります。

セラミック自体に栄養素はありませんので、
そのため、水草を育てるのであれば、固形の肥料を砂の中にうめて養分を水草に供給する必要があります。

現在水草育成を目的としたアクアリウムではあまり選択することは無いかと思いますが、
多孔質で、バクテリアが住み着きやすいため、水質の浄化作用が期待できます。
そのため、熱帯魚やシュリンプなどの生体メインの水槽で、水質を維持したい場合に使用されることがあります。

セラミック系底床の代表的な製品

濾過一番サンド
商品名:濾過一番サンド
メーカー:GEX

鉱物のろ過能力で飼育水がきれいに!透水性、通気性、保水性に優れたろ過砂利。 吸着・脱色効果 ろ過能力に優れる粘土鉱物(ハイロサイト)原料の天然素材! 気孔率30%以上・超多孔質でろ過材としての効果も発揮!バクテリアの繁殖効果で水がスッキリ透明に!。形くずれしにくく、扱いやすい!

底床の特徴比較表

項目 ソイル 砂・砂利 大磯砂 セラミック 溶岩石
肥料・栄養分 含まれる 含まない 含まない 含まない 含まない
多孔質か 多孔質 多孔質ではない 多孔質ではない 多孔質 多孔質
使用可能期間 形崩れがおきるまで(1年〜2年) 半永久 半永久 半永久 半永久
水質維持機能 弱酸性に傾ける - アルカリに傾ける場合がある 製品による -
水草育成難易度 容易 非常に難しい 非常に難しい 難しい 難しい

結論

砂と同様、半永久的に使用できる店が大きなメリット。
ソイルのように1年単位で買い替えなければならないのはどうしても我慢できない場合に使用を検討してください。

基本的には生体メイン水槽向けだと思います。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

この記事を見た人はこんな記事も見ています

Ranking

  • ALL
  • CATEGORY
pagetop