熱帯魚ショップに行くと多種多様な熱帯魚がいて、水族館代わりにも使えたりしますね。結構カップルできてる人もみかけます。
水族館と違うのは、その場で購入できるところなんですが、その熱帯魚のことをよく知らないと買ってから後悔することになったりもします。
例えば今は数センチ程度と小さくても、のちのち30cmオーバーの熱帯魚も普通に売られていますし、種類によっては気性があらく、他の魚に攻撃を仕掛ける、なんてことも多々あります。
また、水質にうるさい熱帯魚もいますので、初めての熱帯魚飼育には向かない種類も多く売られています。
今回はまだまだ初心者のいきを脱しないQUBE運営メンバーが、実際に飼育したことがある熱帯魚から、初心者向けで飼育しやすく、かつレイアウトに映えるきれいな熱帯魚を一覧にしてみました。
すべての種類が水質の変化に強いため、水槽立ち上げ時に最初に入れる「パイロットフィッシュ」としてもオススメな種類です。
小型水槽におすすめな熱帯魚は以下の記事にまとめていますので、そちらをご確認ください。
小型水槽におすすめな熱帯魚の一覧
この記事の目次
大きさ | 〜4cm |
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分類 | カラシン |
価格 | 20匹1000円程度〜 |
飼育難易度 | ★☆☆☆☆ |
群泳 | ◯ |
性格 | 非常に温和 |
言わずと知れた熱帯魚の代表種です。上半分はブルー、下半分は赤という「ザ・熱帯魚」といわんばかりの鮮やかな体色をしています。水質の変化に強く、初心者でも飼育がしやすいため、後述するネオンテトラと同様に入門種としてよく飼育されます。
群れをつくって泳ぐ習性があり、体色も鮮やかですので、水槽レイアウトではよく用いられる種類です。水族館で一時期「イワシが安全な環境に慣れすぎて群れなくなったのでサメをいれたら群れを作り始めたけどサメに全部食べられた」という出来事をグノシーで見ましたが、水槽内の熱帯魚も同様です。この種も水槽の環境になれてくると群れなくなり、泳ぐというよりは、ちりじりにその場に漂っていることが多くなります。
こういった「小型で、群れを作ることで美しさが引き立つ熱帯魚」はぜひ群れてほしいものですが、日々ストレスを与えるわけにもいきませんしね。。。
完全になめきったうちのカージナルたちも、さすがに水換えの際など、外部からストレスを与えてやるとまた群れを作りますので、写真撮影の際などはちょっと驚かせてあげて、その時に撮影しちゃってください。
また水槽立ち上げ時に、アンモニアの発生源として入れる「パイロットフィッシュ」としてよく飼育される種類です。
安価に入手可能で、水質の変化に強く、かつ綺麗で、群泳も狙える種類のため、立ち上げ期のパイロットフィッシュとしては最適です。
僕はこの熱帯魚を10匹購入し最初の水槽立ち上げを行っています。
大きさ | 〜3cm |
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分類 | カラシン |
価格 | 40匹1200円程度〜 |
飼育難易度 | ★☆☆☆☆ |
群泳 | ◯ |
性格 | 非常に温和 |
上記のカージナルテトラとともに、熱帯魚の代表種です。カージナルテトラよりもこちらのほうが有名かな?
カージナルテトラとの違いは
・ネオンテトラのほうが体が小さい
・体の赤色の部分の面積がネオンテトラのほうが狭い
となります。
カージナルと同様、性格は非常に温和で、他の熱帯魚に攻撃をしかけることはまずありません。また、他の魚にちょっかいをかけられても逃げるだけで反撃はしません。
カージナルに比べ、より安価に入手可能で、体が小さいことからより多くの数を水槽内に入れることができます。
こちらも群泳する種類ですので、多めに入れて群泳を楽しむことも可能ですが、カージナル同様、惰性を重ねそのうち群れることをやめていきます。
ネオンテトラ、カージナルテトラに代表されるカラシン系の熱帯魚は、たまにペンギンテトラのように、多少気が粗い熱帯魚もいますが基本的に初心者向きで、育てやすい種類が豊富ですね。
また、ネオンテトラと同様に水質の変化に強く、体色も鮮やかですのでよくパイロットフィッシュとしてよく飼育される種類です。
大きさ | 〜4cm |
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分類 | カラシン |
価格 | 6匹700円程度〜 |
飼育難易度 | ★☆☆☆☆ |
群泳 | ◎ |
性格 | 非常に温和 |
頭の先が赤くなっており「酔っ払った(ラミー)鼻(ノーズ)」というのが名前の由来です。こちらも熱帯魚ではメジャー種となります。
かなり元気で、餌の際などは水槽内を活発に泳ぎまわります。ネオンやカージナルテトラは時間が経つに連れ群泳をしなくなりますが、比較的群泳を長期にわたって行ってくれるのがこのラミーノーズと、後述するラスボラ・エスペイ、ラスボラ・ヘテロモルファです。こちらも性格は温和で、他の魚との小競り合いはほぼありません。
うちのラミーノーズの場合は餌の際に、サイアーミーズフライングフォックスとコリタブを取り合っていますがその程度です。ちなみにサイアミはイラッとすると追いかけまわしてきますがラミーは気にせず数の暴力を使って餌に突っ込んでいきます。
大きさ | 〜3cm |
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分類 | グッピー |
価格 | 20匹1400円程度〜 |
飼育難易度 | ★☆☆☆☆ |
群泳 | ◯ |
性格 | 非常に温和 |
今回紹介する中で最も体が小さい種類となります。
目が青く光っていることから「ランプアイ」と呼ばれ、青く光る点が群れて泳ぐ姿はとても美しいです。
アクアリウムショップでは目がきらっきらに光っているように見えますが、あれは色付きのLEDライトを使っていることが多いためで、家の照明下ではあそこまで光りませんのでご注意を。とはいえ、ちゃんと光ります。
水槽レイアウトを行う際には「遠近感」を出すことで雰囲気がぐっとあがるのですが、体長の短いアフリカンランプアイを泳がせれば、遠近感をよりいっそう際立出ることが可能です。
性格は非常に温和ですので混泳は問題ありませんが、体が小さいため、多種との混泳時には口に入らないサイズかどうかを確認して下さい。
大きさ | 〜4cm |
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分類 | グラミー |
価格 | 3匹700円程度〜 |
飼育難易度 | ★☆☆☆☆ |
群泳 | ◎ |
性格 | 温和 |
その愛らしい姿と泳ぎ方から、どのショップでも人気上位に入っている種類です。
鮮やかなイエローをしており、何か気になるものがあると、2本の触覚でツンツンとつつく姿は「食べちゃいたいくらいカワイイ」の一言です。
数匹入れてやると、常に一緒に泳ぎまわる姿をみられるため、水槽内に3匹程度いれてあげたほうが魅力が引き立ちます。
また、水中に発生するヒドラや水草のカビなどを食べるなど、水槽掃除にも一役買います。
同じグラミーでも、チョコレートグラミーなどはこちらよりも大型になり、かつ気性が粗いなどの違いが見られるため、名前が可愛いからといってもその他グラミーを購入する際には注意してください。
大きさ | 〜4cm |
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分類 | コイ科 |
価格 | 6匹600円程度〜 |
飼育難易度 | ★★☆☆☆ |
群泳 | ◎ |
性格 | 温和 |
淡いオレンジ色の体色をもつコイ科の熱帯魚です。お腹の中腹から尾にかけて黒いラインが入っており、群れて一方向を向いている姿は、体のラインによって方向が強調され統一感が強調されます。
ラミーノーズテトラと並び長期に渡り群泳を行いやすい種類ですが、こちらも成魚になるに連れ群泳を行わなくなっていきます。
多少縄張り意識があり、追っかけたりもしますが、怪我を負わせるほどのものではなく、混泳もしやすいと言えます。
大きさ | 〜4cm |
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分類 | ナマズ |
価格 | 1匹400円程度〜 |
飼育難易度 | ★★☆☆☆ |
群泳 | - |
性格 | 非常に温和 |
コリドラス、と一口に言っても、模様や形で100種以上が存在し、コレクション性が非常に高い種類です。
コリドラスでメジャー種は「ステルバイ」「ジュリー」「パンダ」「アエネウス」「アークアトゥス」といったところでしょうか。
つぶらな瞳や、水底をしっぽを必死に振って泳ぐ姿はかわいらしいのですが、土の中を掘り起こして餌を探す習性ももっているため、水草を掘り起こすやっかいさも兼ね揃えています。「可愛い子ほど手がかかる」を体現したような熱帯魚と言えますね。
キューバパールグラス(水草)を植えた直後は、植えたらコリが抜く、植えたらコリが抜くというループにおちいり、諦めてショートヘアグラスに変更したという経験がありますので、抜けやすい水草を植えるときには注意が必要です。
底を泳ぎまわるため、他の魚の餌の食べ残しを掃除してくれますが、それだけでは足りませんので「コリタブ」という水に沈むタイプの餌を与える必要があります。うちの水槽ではコリタブを落とすとラミーノーズ、サイアーミーズフライングフォックス、ヤマトヌマエビが真っ先によっていくため餌を行き渡らせるのに苦労します。
また、コリドラスの中でも人気な種類やコリドラスの育て方、コリドラス向けのオススメな水槽製品の選び方などコリドラスの記事を別ページにアップしていますので興味がある方は以下のリンクからご確認ください。
人気の高いコリドラスの種類と飼育方法丨繁殖方法・エサ・水温・寿命など
大きさ | 〜5cm |
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分類 | ラミレジィ |
価格 | 1ペア2,200円程度〜 |
飼育難易度 | ★★☆☆☆ |
群泳 | - |
性格 | 多少粗い |
ノーマルタイプとバルーンタイプがいます。(写真はバルーンタイプ)
バルーンタイプは丸っこい体に品種改良されており、あまり熱帯魚でみかけないフォルムですので、数匹泳がせておくとアクセントになります。注意したいのは、ラミレジィは多少気が荒く、縄張り意識をもち、同種、異種を追いかけ回すことが多々あることです。アフリカンランプアイなど、極端に体格差がある場合は注意が必要です。
この種は繁殖の入門種として有名で、比較的容易に繁殖を行うことができます。繁殖の際にはペアで子育てを行い、2匹で協力する姿が見られます。一匹あたりの単価が比較的高く、人気のコバルトブルーラミレジィなど、1匹3000円以上するものもあります。
大きさ | 〜4cm |
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分類 | レインボーフィッシュ |
価格 | 1ペア600円程度〜 |
飼育難易度 | ★★☆☆☆ |
群泳 | ◯ |
性格 | 非常に温和 |
体色は透き通った黄色をしており、ヒレが大きく、その姿が蝶のようであるところから名前がつけられています。
特にオスの威嚇行動時に見せるヒレを広げる、フィンスプレディングはバタフライレインボー飼育で見ておきたい行動のひとつです。
同種でのつつきあいはしますが、死ぬほどのことはありません。
群れで泳がせた際、背景の水草の色味とうまく調和し、きれいなヒレがなびく姿は壮観です。ただし現実問題、カージナルやネオンほど安くはないので、お金と相談してください。
大きさ | 〜6cm |
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分類 | ナマズ |
価格 | 2匹1000円程度〜 |
飼育難易度 | ★★☆☆☆ |
群泳 | ◯ |
性格 | 非常に温和 |
直訳すると「半透明ナマズ」です。その名前がすべてを表していて説明する必要があるか微妙ですが、ナマズのようなひげを持ち、体が透明で骨と内臓がスケスケになっています。飼育可能な熱帯魚の中でトップクラスの透明度を誇ります。
今回紹介する中では6cmと、比較的体が大きい種類です。性格は、体が透けているせいか恥ずかしがり屋で、また、(矯正可能ですが)基本的には夜行性ですので、点灯時は水草の影に隠れていることが多く、たまに顔を出した時に「なんか半透明なのがいる!」と飼い主さえ驚かせます。
群れで泳ぐ習性をもち、数匹入れてやると同じ方向を向いて同じ場所で体をくねらせて泳いでいたりします。
多少酸欠に弱い面がありますので、そこだけ注意してください。
性格は非常に温和ですので、多種との混泳は問題ありません。
水槽のアクセントとしてはもってこいの種ですね。
大きさ | 〜4cm |
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分類 | コイ科 |
価格 | 10匹600円程度〜 |
飼育難易度 | ★☆☆☆☆ |
群泳 | ◯ |
性格 | 非常に温和 |
低温、高温、餌不足、水の汚れ、どれにも強く、「パイロットフィッシュ」としてよく飼育され、初心者の入門種として最適です。水質の悪化に強いため、ボトルアクアリウムや小型水槽、ビオトープやバランスドアクアリウムといった比較的悪化しやすい環境下でも飼育される種類です。「アカヒレ」という熱帯魚っぽくないネーミングと、ものっすごい強靭な生命力、というイメージからか、あまりすきじゃないという意見もよくみる種です。
アカヒレ飼育の醍醐味は、オスの求愛・威嚇時に行われるヒレを広げ、パタパタさせる行動が見られることでしょう。これは他の種ではあまり見られない本種特有の行動と言え、その行動を見るために飼っている人もいるくらいです。水槽内での繁殖も狙える種ですので、初めての熱帯魚飼育で不安がある方はぜひこちらを買ってみてください。
大きさ | 〜20cm |
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分類 | 金魚 |
価格 | 5匹1000円程度〜 |
飼育難易度 | ★☆☆☆☆ |
群泳 | ☓ |
性格 | 非常に温和 |
国内で最も有名な観賞魚である金魚も、多くの水槽初心者に飼育される魚です。縁日の金魚すくいなど、日本文化に古くから根付いた魚で、多くの人が水槽を始める際に飼育する観賞魚として人気が高いです。また、金魚といっても様々な種類が存在し、最も一般的な「和金」、ヒレの長い「琉金」、目が出ている「出目金」、頭の出っ張り、背びれがない「ランチュウ」などあげればキリがないほどの種類がいます。
ただ、金魚は最も有名であるがゆえに、間違った情報が広く伝わっている魚でもあります。金魚は小さくて可愛らしいイメージを持っている人が多いかと思いますが、フナが原種ですので、どのような金魚でも30cm程度まで成長する可能性があります。そのため、金魚鉢のような小さな水槽では修正飼育が難しく、大きくなった場合には水槽を大きいサイズにする必要が出てきます。
また、金魚は多く食べ、多く糞をする生き物ですので、水を汚しやすいです。そのため、ろ過フィルターは必須になりますが、金魚すくいなどで始める方はあまりろ過フィルターを使用せず、水質の悪い環境で飼育を続けてしまうこともあります。そのため、金魚を飼育するのであれば、できるだけ事前に正しい情報をつけるようにしてください。
また、近年「アートアクアリウム」という人気のイベントで金魚がメインで展示されていることから、今後ますます人気になりそうな魚です。
大きさ | 〜4cm |
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分類 | メダカ |
価格 | 12匹1000円程度〜 |
飼育難易度 | ★☆☆☆☆ |
群泳 | ◯ |
性格 | 非常に温和 |
日本に馴染み深い魚であるメダカは、日本の池や小川などに生息しているため、日本の四季の水温の変化に対応可能です。通常、水槽内で飼育される熱帯魚は25℃前後が最適な水温となり、低すぎてもあつすぎても弱ってしまうのですが、このメダカであれば保温器具無しでの飼育が可能です。そのため、水温管理に目を光らせる必要がなく、ヒーターや冷却ファンなどの購入費用もランニングコストも不要で、低価格に始めることが可能です。
そのため、ボトルアクアリウムや屋外での飼育のビオトープ、睡蓮鉢や発泡スチロールでの飼育など様々な場所で生息可能です。繁殖も比較的容易なため、水槽入門種としてはこれ以上無いほど最適な魚といえます。
また、メダカは非常に多種類存在しており、最も有名な淡いオレンジ色「ヒメダカ」、原種の「クロメダカ」、アルビノ個体の「白メダカ」、青い「青メダカ」、黄赤の「楊貴妃メダカ」など様々な種類が流通しており、鑑賞性が高いのも特徴です。近年でも盛んに改良品種が作られており、メダカの人気の高さが伺えます。
大きさ | 〜5cm |
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分類 | オトシンクルス |
価格 | 3匹900円程度〜 |
飼育難易度 | ★★☆☆☆ |
群泳 | - |
性格 | 非常に温和 |
コケ取り生体の代表種です。岩や水草、水槽の側面に張り付いて苔を食べてくれます。
ただし、苔の少ない環境だと餓死してしまうことも多く、長期育成のためには人工飼料になれさせることが有効なようです。
群泳するような種類でもなければ、鑑賞目的が強いわけではありませんが、
水槽を導入するなら数匹程度入れておけば苔防止になります。
水質は幅広く適応しますので、後はいかに餓死させないか、というところさえ気をつければ長く水槽環境を守ってくれる熱帯魚になります。
コケとり生体として有名な熱帯魚は他に「サイアーミーズフライングフォックス」「ブラックモーリー」などがいますが、
サイアミは気性が荒く他の魚に攻撃を仕掛けますし、ブラックモーリーは弱酸性でも育成可能ですが、もともと弱アルカリ性を好む種ですので飼育難易度は上がります。
コケ取りの熱帯魚としてはオトシンクルスかオトシンネグロが入門種として最適かと思います。
大きさ | 〜4cm |
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分類 | グッピー |
価格 | 国産:ペア1000円程度〜 外国産:ペア:200円程度〜 |
飼育難易度 | ★☆☆☆☆ |
群泳 | ◯ |
性格 | 非常に温和 |
その魅力はなんといってもその派手さですね。他の魚に比べ、しっぽが大きい種類が多く、その尻尾を優雅に揺らして泳ぐ姿は美しいの一言です。グッピーも多種多様存在しており、コレクション性が高い種と言えます。
初心者入門編としてよく紹介されるグッピーですが、実は、向いている水質は「中性〜弱アルカリ性」となり、弱酸性が基本の水草水槽には不向きなところがあります。ただ、強い魚ですので、弱酸性に慣れてしまえば長期に渡り飼育可能です。ただし、弱酸性が最適な環境ではありませんので、その水質で育てていくと慣れる前に徐々に弱ったり病気になって死に至りやすくなってしまうこともありますので多少注意が必要です。
国産と外国産が販売されており、できれば割高ですが国産を購入したいところです。外国産は空輸されてくる間に弱ってしまい、病気になっていることもあります。水槽内に病気をもちこまれると最悪水槽の再設置を行わなければいけませんので、リスクは出来る限り避ける意味でも国産をおすすめします。
また、グッピーは上層を泳ぐ習性をもつため水槽には蓋をしないと飛び出してしまいます。性格は温和ですので混泳は問題ありませんが、個人的には、しっぽなどが他の魚に比べ圧倒的に大きく綺麗すぎるため、他の魚と混泳させると正直目立ち過ぎかなと思います。群泳するタイプの熱帯魚の中にいれるよりは、派手目な魚を数匹づつ入れるタイプの水槽にオススメです。
大きさ | 〜7cm |
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分類 | ベタ |
価格 | 国産:ペア1000円程度〜 外国産:ペア:200円程度〜 |
飼育難易度 | ★☆☆☆☆ |
群泳 | ◯ |
性格 | 非常に温和 |
非常に美しいヒレをもつこのベタは近年人気が急上昇している熱帯魚です。他の熱帯魚の場合、複数引き入れてやっと水槽の景観が派手になりますが、この熱帯魚は水槽内に1匹泳がすだけで十分に魅力的な水槽になります。ベタには原酒に近い「ワイルドベタ」と観賞用に改良品種された「ショーベタ」という大きく2つにわかれますが、きれいなヒレをもつのは「ショーベタ」のほうです。
ショーベタの中でも「トラディショナル」「クラウンテール」「スーパーデルタ」「ダブルテール」「プラガット」のように分類され、さらにそれぞれの個体によって発色や形、ヒレの綺麗さが異なるため、非常に奥の深い熱帯魚です。
ベタは「闘魚」と呼ばれるほど気性が荒いため、同種他種問わず混泳はできませんので、1水槽1匹が基本となります。そのため、小型水槽で飼育されることが多い熱帯魚ですので、部屋にあまり広いスペースがなくても飼育可能な熱帯魚です。
コップいっぱいの水で飼育されている姿をよく見ますが、あれは熱帯魚ショップ内の室温が一定に保たれている上、水質管理のプロたる店員さんが目を配らせているから可能となっていることですので、初心者がベタを始める際には必ず20cm以上の水槽と、保温器具を購入するようにしてください。育成難易度は一般的な熱帯魚と代わりありませんので、初心者さんにぜひおすすめしたい熱帯魚です。
上記のような初心者向けの熱帯魚を飼育する水草水槽の作り方・はじめ方を以下の記事に写真付きでまとめています。
水槽の設置から水草の植栽、パイロットフィッシュとして上記の熱帯魚を入れて始める方法も掲載していますのでアクアリウムを今から始めようと思っている方や立ち上げ方法がよくわからない方はぜひみてください。
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