幅広い水質に対応し、かつ美しい小型熱帯魚の代表格グッピー。豪華なしっぽをふりふり泳ぐ姿はとてもかわいらしいですね。
今回はグッピー水槽を新しく始める際に必要な器具とその費用を、具体的な商品例も載せて説明していきます!
この記事の目次
大きさ | 〜4cm |
---|---|
分類 | グッピー |
価格 | 国産:ペア1000円程度〜 外国産:ペア:200円程度〜 |
飼育難易度 | ★☆☆☆☆ |
群泳 | - |
性格 | 非常に温和 |
上の動画はブルーグラス・グッピーと他の熱帯魚の混泳水槽です。他の熱帯魚の中でも、やはり豪華な尾を振って泳ぐ姿はひときわ目立ちますね。
優雅に泳ぐグッピーですが、見た目に反して、水質の変化や、水質の悪い環境にも強く、育成が容易な種類ですので、初心者の入門魚としても有名です。グッピーは同じ種類でも個体によって模様や発色に差が出る熱帯魚ですので、コレクション性も非常に高く、多くの愛好家がいます。また、水槽内での繁殖も可能です。
国産と外国産が販売されており、できれば割高ですが国産を購入したいところです。
外国産は空輸されてくる間に弱ってしまい、病気になっていることもあります。水槽内に病気をもちこまれると最悪水槽の再設置を行わなければいけませんので、リスクは出来る限り避ける意味でも国産をおすすめします。
国産:3ペア 3000円程度〜
商品例:
国産:ペア1000円程度〜
外国産:ペア200円程度〜
初心者の場合、最大の匹数は1Lに1匹だと考えてください。30cm×30cm×30cmの場合は約25L程度水が入りますので、25匹が上限です。あとは好みのレイアウトに合うように何匹入れるかを決めてください。
また、グッピーには安価に入手可能な「外国産」と高めの「国産」がありますが、できることなら「国産」を選んでください。外国産のグッピーは空輸で運ばれる間に弱り、病気になっている(なる)可能性があがってしまいますので、安全な国産を選ぶことをおすすめします。
今回は3ペア国産を購入する想定にします。
1600円程度〜
グッピーを飼育するなら30cm水槽以上の大きさがオススメです。グッピーは強い熱帯魚ですので、30cm以下でも飼育は可能ですが、水量が少ないと水質の維持が難しいため初心者にはあまりおすすめできません。
もっと詳しく→水槽の選び方
商品例:コトブキクリスタルキューブ
7000円程度〜
30cm水槽であれば重さは25kg程度です。それくらいであれば家具によっては不要かもしれませんね。家具の積載重量を確認して下さい。
商品例:コトブキ プロスタイル300/350SQ
300円程度〜
ガラス水槽は固い面に置くと割れるおそれがあるので、下にマットを引きます。
商品例:プレコ セフティマット 300CU用
1600円程度〜
そこまで光量を求める水草を育てないのであれば水中をてらせればOKですので、安めのもので十分です。
もっと詳しく→照明の選び方
商品例:テトラ LEDミニライト
1200円程度〜
30cm程度のサイズであれば「外掛け式フィルター」で十分です。
もっと詳しく外部フィルターの選び方
商品例:テトラ オートワンタッチフィルターGEX交換ろ材 3個パックセット
今回はそこまで育成難易度の高い水草育成はしない想定ですので、今回は不要とします。
もっと詳しく→CO2強制添加器の選び方
CO2強制添加器を時間によってON/OFFを切り替える装置です。上記同様不要です。
それぞれ1000円程度〜
水温を調整する器具です。グッピーの適性水温は25~28℃程度ですので、夏はクーラー(冷却ファン)、冬はヒーターが必要となります。
商品例:
テトラ 26℃ミニヒーター
テトラ 25℃クールファン
1,300円程度〜
時間で電源をON/OFFするための電源プラグです。毎日スイッチで照明のON/OFFは無理があるので必須です
商品例:デジタルプログラムタイマーII
800円程度〜
水草を植えるのであればソイルを、水草を入れないか、入れてもポットのまま設置する場合は砂や砂利を敷いてください。底床にも様々ありますので詳しくは以下のリンクを参考にしてください。今回は3Lあれば十分です。
もっと詳しく底床の選び方
商品例:プラチナソイル パウダー 3L
500円程度〜
水道水の有害物質(塩素や重金属等)を無害化する液体です。水換えの際には必ず入れてください。
商品例:エーハイム 4in1(フォーインワン)
500円程度〜
通称ぶくぶく。水槽を泡でぶくぶくさせ、水中に酸素を取り込むための装置です。
2つで1000円程度〜
水草を切ったり植えたりするために必要になります。そこまで水深も深くはありませんので柄が短くても大丈夫です。
1000円程度〜
四季がある日本では、季節により水温が大幅に変わりますので、常に図れるようにしておきます。
1000円程度〜
水質(アンモニア、亜硝酸、硝酸、ph、硬度等)を測定するキットです。立ち上げ時は特に必要です。
もっと詳しく代表的な水質測定キットの商品と各項目の説明
1000円程度〜
水槽から水を汲み上げ、バケツに移す道具です。灯油ポンプといえばわかりやすいかも。
100円程度〜
水換えや、熱帯魚の緊急避難用など、必需品です。2つ以上もっておきましょう。
100円程度〜
100均に売っている激落ちくん風のスポンジが便利ですが、苔がおちればOKです。(洗剤を使っていないもの)
500円程度〜
熱帯魚用の餌には、底に沈むタイプや、水に浮くタイプなど様々あります。飼っている熱帯魚に合わせて選びましょう
商品例:ひかりクレスト カラシン 100g
2000円程度〜
以下の様な光量、CO2をそこまで求めない水草がオススメです。
またソイルを引かない場合は岩に活着する水草や、水中からの栄養摂取をメインとする水草がオススメです。
500円程度〜
水槽の背景に貼り付けるシートです。黒、白、青など様々な色があり、背景色を変えるだけで印象がグッと引き締まります
「水槽+照明+フィルター+ソイル」のように、一部セットになって販売されているものもあります。
セットになっている分数千円程度安くなります。初期費用を抑えたい方はこちらも検討してください。
※セット内容はショップ、通販によりさまざまです。基本的に上記で上げた器具が揃えばいいので、足りない分は別途購入してください。
20000円〜
※国産3ペア購入した場合
※水槽台が必要な場合は+7000円
※水草が不要な場合は-3000円
※購入時期や購入商品により金額は変動しますのであくまでも目安程度にしてください。
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