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今回は、小型熱帯魚を飼育するなら避けて通れない「餌やり」についてです。
熱帯魚の餌と一口に言っても、つぶ状、フレーク、タブレット等様々あり、初心者さんの場合どれを選べばいいか迷ってしまうと思います。
今回は、餌やりの方法や頻度、餌の種類と製品の選び方から、餌やりの自動化方法まで記載していきたいと思います。

餌の必要性

  • 熱帯魚の成長に必要不可欠
  • 熱帯魚の体色を鮮やかにする

餌のデメリット

  • 餌の食べ残しで水を汚してしまう
  • 熱帯魚のフンで水を汚してしまう

餌の回数

1日1、2回

餌の時間

以下の点に注意してください

  • 消灯時・睡眠時には餌を与えない
  • 消灯直前2時間程度の給餌は消化不良になるおそれがあるため避ける
  • 毎日同じ時間に規則正しく餌を与える

餌の量

1分以内に食べきれる量を数回にかけて与えてください。

一度に大量の餌を与えると、食べるスピードが追いつかず、水槽の底に落ちていってしまいます。コリドラスやヤマトヌマエビを入れていればある程度は対処できますが、それでもすべてを食べてくれるわけではありませんので、餌が底床に残ってしまいます。底床に餌が残ってしまうと、水質を悪化させる原因となりますので、1分以内に食べきれるだけの少ない量を数回に分けて与えてください。
また、熱帯魚には満腹中枢がない、と言われています。餌をやり続ければそれだけ食べ続けてしまいますので、餌を食べるからといってやり過ぎには注意してください。

餌やりの問題と対策

餌を食べない

餌の種類が違う

餌の種類が違う可能性があります。つぶ状の餌であっても、熱帯魚の種類別に餌の種類がありますので適切な餌を選んでください。また、つぶ状餌なのかフレーク状なのか、生き餌なのかなどショップでどのような餌を食べさせていたか、という情報を聞くようにしてください。ショップと同じ餌にすれば「餌の種類が違う」という問題は怒らないかと思います。

また、淡水フグのアベニーパファーなどは人工飼料にはあまり慣れません。個体によっては人工飼料だけで飼育も可能な場合がありますが、基本的には「赤虫」や「イトミミズ」という冷凍されたミミズのような餌を好みます。

水槽の環境に慣れていない

購入してきたばかりの熱帯魚などは、水槽の環境に慣れていないため、餌を入れても警戒して近づいてこないことがあります。その場合は、少量を水面に浮かべて、熱帯魚が食べに来るのを待ってください。それでも近づいてこない場合は、ほうっておくと水が汚れるためその餌をコップですくうなどし、水質の悪化を抑えます。
通常、これを数日繰り返せばそのうちお腹が空いて近づいてきます。

病気や体調不良など、熱帯魚が弱っている

熱帯魚に食欲が無い場合、弱っている可能性もあります。数日餌をやり続けてもその個体が食べない場合、その熱帯魚を隔離してください。

ただの体調不良であれば、隔離し、餌を与えれば元に戻りますが、病気であった場合、他の熱帯魚に感染する可能性があります。熱帯魚の病気はかなりやっかいですので、毎日熱帯魚を観察し、早めの対応を行ってください。

食べ残しが発生し水を汚してしまう

初心者さんはなれるまでは一気に量を入れるのを避けてください。少量を小分けにして、様子を見ながら与えることで熱帯魚が食べ残さない量を見極めてください。

規則的な時間に餌を与えていれば、そのうち水槽上部に手を持っていっただけで餌だと勘違いして寄ってくるほどになります。

餌がすべての魚に行き渡らない

エサ取りがうまい、強い魚がいる場合、その魚がすべて食べ尽くしてしまい、餌が行き渡らない場合があります。その際には、同時に水槽の両端2箇所に餌を落とすなど工夫をし、弱い魚でも餌が行き渡るように工夫してください。

また、それでもやせ細っていく熱帯魚がいる場合は、その熱帯魚を網ですくい、別水槽に移して保護してください。その個体に必ず餌が行き渡るようにするようにしないと、その熱帯魚が最悪死んでしまいます。

コケ取り生体はコケだけを食べてほしい

ヤマトヌマエビ、サイアーミーズフライングフォックスなどに代表されるコケ取り生体は、人工飼料に慣れるとコケをあまり食べなくなります。基本的にはそのコケ取り生体に人工飼料が行き渡らない場所に餌を落としていけば、人工飼料を食べる可能性が減りますので、コケを引き続き食べてくれます。
ただ、オトシンやサイアーミーズフライングフォックスはコケだけで飼育するのは困難です。水槽内に一定量以上のコケが必要ですが、水槽内のコケは人の手で、出来る限り取り除きますので、コケだけでは餓死してしまう可能性があります。そのため、コケ取り生体として導入したとしても、長期飼育をしたいのであれば人工飼料を食べさせることも必要です。

コケ取り生体の一覧は以下にまとめてますのでぜひ御覧ください!

コケ取り生体一覧

餌の種類

おおまかに形状で分けられます。さらに、形状ごとに「小型熱帯魚向け」「テトラ向け」「プレコ向け」など、対象熱帯魚が設定されていますので、購入の際には注意してください。

粒・顆粒タイプ

つぶ状餌

特徴

細かい顆粒状の餌です。こちらも最初は水面に浮いているのですが、時間とともに水を吸収し、徐々に沈んできます。また、熱帯魚が勢い良く水面に突っ込んでくると、水面が揺れ、エサが水に浸かり水中に落ちてきます。最も一般的な餌タイプですので、魚の餌、という単語でまず思い浮かべるタイプの餌ではないでしょうか?固形物ですので消化吸収は後述するフレークタイプに劣りますが、一口で食べられる大きさの餌ですので、水質を汚しにくいのがメリットです。また、同じ粒子状タイプの餌でも以下の様な種類があります。

  • 熱帯魚の種類別(テトラ用、金魚用等)
  • つぶの大きさ(稚魚用、成魚用等)

基本的に熱帯魚の餌は魚の種類別のエサが売られていることが多いです。ただ、例えばカラシン用となっていても他の熱帯魚がたべなかったり、食べたら害があるわけではありません。グッピーとテトラを混泳させているからといって、それぞれの専用のエサを買う必要はありません。(もちろん買ってもいいですが、水槽を分けて飼育していない限り、食べ分けさせることができません。)

給餌

餌を水面に浮かせると、我先にとラミーノーズテトラが我先にと突進します。水面を浮いているエサは、コリドラス、サイアーミーズフライングフォックスは食べに来ません。

メリット

  • 水を汚しにくい
  • 時間とともに沈むため、中層〜下層を泳ぐ熱帯魚にも餌が行き渡る
  • 水質を汚しにくい

デメリット

  • 消化吸収がフレークタイプに劣る

向いている熱帯魚・水槽

  • 上層〜中層を泳ぐ小型熱帯魚
  • 水草水槽などの鑑賞目的が強い水槽
  • 水質を出来る限り汚したくない場合

おすすめな商品

熱帯魚の種類別に記載します。

テトラ プランクトン 112g
テトラ (Tetra) プランクトン 112g

テトラ (Tetra) プランクトン 112g

テトラ (Tetra)

参考価格:¥ 1,512

amazon : ¥ 797charm : ¥ 745

amazon、チャームともに熱帯魚フードでベストセラーの商品です。評価も高く、比較的安価に入手可能です。
テトラ独自のバイオアクティブ製法(国際特許取得)で、ビオチンをはじめとした各種ビタミンを強化し、オメガ3脂肪酸やベータグルカン含有により魚の健康維持に役立ちます。

※記事更新時点の情報です。現時点の情報と異なる場合がございますのでご注意ください。

カラシン(テトラ系)向け
キョーリン ひかりクレスト カラシン 80g

キョーリン ひかりクレスト カラシン 80g

キョーリン

amazon : ¥ 599charm : ¥ 659

●水中を漂うようにゆっくりと沈み、視認性に優れた赤色粒が魚を引きつけます。
●動物性原料と植物性原料をバランスよく配合。色揚げ成分が美しい体色を維持します。
●やや大き目の粒サイズと口当たりのよいやわらかな食感です。
●ネオンテトラからグラミーまで、カラシンに限らず幅広いサイズの小型熱帯魚に対応しています。
●様々な魚種が入った混泳水槽に最適です。

※記事更新時点の情報です。現時点の情報と異なる場合がございますのでご注意ください。

小型熱帯魚全般
フィッシュフードAP
商品名:フィッシュフードAP1 15g
価格:450円

人工プランクトン(Artificial Plankton)を目指して開発された、天然プランクトンを上回る栄養価と嗜好性を備えた基本フードです。

ADAが販売する小型熱帯魚向けの餌です。つぶ状タイプの餌で、幼魚・小型熱帯魚用のAP1と成魚・小型中型魚用のAP2、成魚・大型魚用AP3があります。僕はこのAP2を使用しています。熱帯魚の食いつきもよく、信頼できるADA製品ですので、安心して使用できます。

金魚向け
テトラ (Tetra) フィン 200g

テトラ (Tetra) フィン 200g

テトラ (Tetra)

参考価格:¥ 1,426

amazon : ¥ 772charm : ¥ 722

金魚用のエサです。テトラ社はアクアリウム業界で実績あるメーカーで、魚のエサも評価が高いです。
●金魚の餌として、多くの愛好家に支持されているフレークフードです。
●ビオチンをはじめとした各種ビタミンを強化、またオメガ3脂肪酸、βグルカンを含有しているため、魚の健康維持に役立ちます。
●胃がない金魚の消化をサポートするために、消化吸収に優れており、また健康に必要な成分もバランスよく配合しています。

※記事更新時点の情報です。現時点の情報と異なる場合がございますのでご注意ください。

フレークタイプ

フレークタイプ

特徴

薄い板状に加工された餌で、浮力が強いため上層を泳ぐ魚に対して特にオススメな餌です。薄く、溶けやすいため消化吸収によく、食べ残しや排泄物が減少することが期待できます。ただしその分水にも溶けやすく、水を汚しやすいため、こまめに水換えを行う必要があります。
沈みませんので上層まで泳ぎに来ないようなコリドラス等の熱帯魚には不向きです。

メリット

  • 消化吸収に優れている

デメリット

  • 水に溶けやすく、水を汚しやすい

向いている水槽・熱帯魚

  • 熱帯魚育成をメインの目的とする水槽
  • 上層〜中層を泳ぐ小型熱帯魚

代表的な商品

小型熱帯魚全般
テトラ (Tetra) テトラミン 52g

テトラ (Tetra) テトラミン 52g

テトラ (Tetra)

参考価格:¥ 1,436

amazon : ¥ 1,170charm : ¥ 666

世界中で愛用されている熱帯魚の餌「テトラミン」は、すべての熱帯魚が必要とする栄養素を消化吸収しやすい形で含んでいる主食餌料です。

※記事更新時点の情報です。現時点の情報と異なる場合がございますのでご注意ください。

熱帯魚のフレークタイプのフードでは最も有名な商品です。一度使ったことがありますが、粒タイプになれているラミーノーズ、カージナルテトラなどは全く問題なく食いつきました。
ただ、ちょっと食べにくそうだったかな。
最後にスーパーと付いているものとついていないものがありますが、チャームだと値段は変わらないようです。

タブレットタイプ

タブレット餌

特徴

タブレットのように固められており、入れると水槽の底まで沈んでいきます。コリドラスやプレコなどのいわゆる底物系の熱帯魚用の餌ですので、通称コリタブと呼ばれます。フレークや粒子タイプの餌は、底まで餌が行き渡らないため、沈下性を持っているこのタブレットタイプの餌を入れます。水に入れると時間とともに柔らかくなり、コリドラスなどが食べれる硬さになるまで数分ほど時間がかかります。その間になぜか他の熱帯魚が寄ってきてしまい、コリドラスに餌が回らない、ということが今うちの水槽では起きています。また、コリドラスの中でも人気な種類やコリドラスの育て方、コリドラス向けのオススメな水槽製品の選び方などコリドラスの記事を別ページにアップしていますので興味がある方は以下のリンクからご確認ください。
人気の高いコリドラスの種類と飼育方法丨繁殖方法・エサ・水温・寿命など

コリドラス以外の熱帯魚

コリドラス以外の熱帯魚がコリタブを食べだしたりします(笑)この水槽では体の大きいサイアーミーズフライングフォックス、数の暴力を使うラミーノーズが餌争いを繰り広げます。

エビがタブレットを持っていく

狡猾なヤマトヌマエビはひとつ抱えて他の魚が来ないところに持って行ったりしちゃいます笑

メリット

  • 沈下性があり、入れた直後に沈み始め、底まで餌が落ちる

向いている水槽・熱帯魚

  • コリドラス等底物系熱帯魚を飼育している水槽

おすすめの製品

底物(コリドラス・ローチ)向け
テトラ (Tetra) コリドラス 120g

テトラ (Tetra) コリドラス 120g

テトラ (Tetra)

参考価格:¥ 1,404

amazon : ¥ 1,107charm : ¥ 785

コリドラスやローチなどの底層魚向けの飼料です。

※記事更新時点の情報です。現時点の情報と異なる場合がございますのでご注意ください。

ヒカリ (Hikari) クレスト コリドラス 15g

ヒカリ (Hikari) クレスト コリドラス 15g

Hikari(ヒカリ)

amazon : ¥ 339charm : ¥ 142

従来、“水槽のお掃除屋さん”として特に餌を与えられることがなく、十分な栄養をとれないために健全な成長を妨げられがちだった、コリドラスのための専用飼料です。

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沈下性の餌は基本的には熱帯魚の種類が餌の名前の一部についています。こちらは「コリドラス」用のタブレット餌です。

赤虫・イトミミズ

特徴

小さいミミズのような餌です。冷凍されているものと生のものがあります。冷凍されている場合、餌として与える前に解凍する必要があります。
アベニーパファーやスカーレットジェムのような人工飼料を食べない、食べにくい熱帯魚の場合はこちらの餌を使用します。解凍に手間がかかる上、水を汚しやすいというデメリットがあります。
僕がアベニーパファーの姿形に惚れ込んでいるのに、手を出せないでいる理由がこの餌のせいです。

メリット

  • 人工飼料に慣れない熱帯魚が食べやすい

デメリット

  • 生の場合、保存が難しい
  • 冷凍の場合、解凍の手間が発生する
  • 水を汚しやすい

向いている水槽・熱帯魚

  • 淡水フグなど人工飼料に食いつかない熱帯魚を飼育している水槽

おすすめな製品

クリーン赤虫(アカムシ) 100g
キョーリン 冷凍クリーン赤虫 1枚

キョーリン 冷凍クリーン赤虫 1枚

キョーリン

amazon : ¥ 370charm : ¥ 286

ビタミン複合体をタップリ取り込んだバイオカプセルフードです。 病原菌を持ち込まないクリーンな赤虫なので安心して与えることができます!

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ブラインシュリンプ

特徴

小型の甲殻類です。微生物ですね。栄養価が高く、かなり小さい餌ですので、稚魚の育成に使用される餌です。
こちらはおおまかに2種類あり、

  • 自分の水槽で孵化させることが必要なブラインシュリンプエッグ
  • すでに孵化済みのブラインシュリンプを人工飼料にした餌

ブラインシュリンプは海水で孵化するため、塩水をしっかりとってから淡水に入れる必要があります。

●ブラインシュリンプの孵化
http://allabout.co.jp/gm/gc/45937/2/

メリット

  • 高栄養
  • 稚魚もたべやすいサイズ
  • 熱帯魚の食いつきがいい

デメリット

  • ブラインシュリンプエッグから孵化させる場合、手間がかかる

向いている水槽・熱帯魚

  • 稚魚を育成する水槽
  • 小型熱帯魚水槽

おすすめな製品

ニチドウ ブラインシュリンプ 20g

ニチドウ ブラインシュリンプ 20g

ニチドウ

参考価格:¥ 1,620

amazon : ¥ 947charm : ¥ 819

ニチドウのブラインシュリンプは孵化率が高く評価が高いです。

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餌やりの自動化

オートフィーダー、フードタイマーと呼ばれる器具を水槽に設置すれば、餌やりを自動化することができます。タイマーがついており、毎日決まった時間に、一定量の餌が水槽に落とされるという仕組みのものです。こちらの製品を使用すれば、旅行や外泊などで1週間ほど不在であったとしても、熱帯魚が「餓死」する心配がなくなります。

餌やり自動化の注意点

ただ、水槽に落ちる餌の量が一定にならない、予測できない商品もあるようですので、家を開ける前に、事前に数回その商品を使用し、その製品がどういった設定の時にどれくらいの量を落とすのかを確認してください。それを行わないと、必要以上の量の餌が毎日放出され、水質が極端に悪化してしまったり、餌の量が足りず、熱帯魚が餓死してしまう可能性があります。

製品の噂を信頼せず、必ず自分の目で確認してから使用するようにしてください。

熱帯魚が餓死する心配がなくなるだけで、日々、水質は悪化していきます。長期不在の際には自分の水槽の濾過能力的にどれくらい放置しても大丈夫なのかをしっかり見極める必要があります。

おすすめの商品

エーハイムオートフィーダー

エーハイム オートフィーダー (自動給餌器)

エーハイム オートフィーダー (自動給餌器)

エーハイム

参考価格:¥ 5,702

amazon : ¥ 3,680charm : ¥ 3,582

amazonベストセラー商品です。餌やりを自動化させる器具で、エーハイムのオートフィーダーは自動給餌器の中では機能も豊富で、最も評価が高い製品です。

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