QUBE

QUBE

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

この記事を読んでいる方は、おそらく「アクアリウムに興味があるけどまだ始められない」、って方が多いのではないでしょうか?

もちろん、水槽NGのマンションとか、やんごとなき事情もあるかと思いますが、
どうしようもないこと以外での理由は大きく以下の3つかなと。

  • お金かかりそう。。。
  • 難しそう。。。
  • 手間がかかりそう。。。

アクアリウムっていう趣味が、具体的にどのような手間がかかるのかがわからないとアクアリウムをはじめようがありませんしね。
個人的にはアクアリウムほど面白い趣味をもったことがなかったですし、他の人に話すネタになるのでぜひみなさんにもおすすめしたいところなわけです。

そして、ひとつひとつ回答していくと、

1番目のお金に関しては、他の趣味もそれくらいじゃないかなと個人的に思ってます(カメラとかスノボとか)。そりゃ、上を見れば青天井の世界ですし、ほしいものが次々でてきますが、これも他の趣味も一緒ですよね。詳しい費用に関しては別の記事にまとめてますので、くわしくはこちらを見てください!
→『アクアリウムの費用まとめ

2番目の「難しそう」ってやつですが、確かに難しいところはあるかと思います。
仕事にはほぼ役に立たない知識が必要になりますし(笑)、生き物を扱っているのでそれなりに神経を使います。
ただ、この業界自体、すでに30年以上立っていて、水槽の運用方法はほぼ確立されています。外部機器も高機能で安価なシリーズが多数登場していますし、今はネットの力もあり、立ち上げを1からサポートしてくれる記事もみつかりますのでそれをみつつやれば、そこまで難しい作業ではないかと思います。(興味があれば僕の記事なんぞ読んでいってください『アクアリウム水槽の立ち上げ方法』)

そして最後の「手間」が掛かりそうという理由ですが、今回はこのテーマで書いていこうかなと思います。
具体的にアクアリウムはどんな手間がかかって、どれくらいの時間を使うのかっていうところを中心にいきます。

※水草淡水アクアリウムの場合です

アクアリウムにかかる手間

毎日行う作業

作業 説明 時間
魚の餌 1日1回か2日に1回程度です。少量与えればOKですので3分程度で終わります。 1日1回 : 3分
水草用に追肥 毎日液体肥料を3プッシュ。これは朝起きたらぴゅっとやっています。大体3分程度。 1日1回 3分

基本的に、毎日行うのは魚の餌やりだけです。水草の追肥も行っていますが、行わない時もあります。
人によってはソイルの栄養だけで十分、と言っている方もいらっしゃるので、ここは人によるかと思います。
ほかはただ水槽を眺めているだけですね。
餌の自動給餌器というものも発売されていて、毎日時間が来れば自動で餌が水の上に落ちるという便利グッズも発売されてます。
照明をつけたり、CO2を添加するのはタイマー式の電源をつけているので、時間が来れば勝手に点灯します。ちなみに僕は16時〜24時に水槽の電気がつくように設定してます。

週単位で行う作業

作業 説明 時間
水換え 立ち上げ当初は1日1回、そこから1ヶ月程度は大体週に1度、そこからは2週間に一度程度です。一度に変える量はバケツ1杯から2杯程度。大体15分ほどでしょうか。カルキ抜きは水道水に液体を少量混ぜるだけですので日光にさらしてうんたらかんたらはキョウビやりません。 週1回 : 15分
水槽のコケ掃除 僕の場合は水換えのタイミングで一緒にささっとガラス面を激落ち君風スポンジで擦ります。大体10分程度です。 週1回 : 15分
水草のトリミング 2週間〜1ヶ月に1度。水草の種類と量によりますが30分程度ですね。 2週間に一度 30分

水換えは避けられないものですし、水槽の苔も同様に(量の違いはあるでしょうが)避けられないものと考えてください。
ろ過について』の記事でまとめましたが、どうしても狭い水槽内だけで水換えを行わない環境にするのは無理です
水換えはだいたい15分程度、コケ掃除もそれくらいの時間ですので30分程度でしょうか。
コケを発生させにくい水にすることはできますので、そのコツもまたの機会にまとめます。

僕の場合はこれを毎週土曜の朝にやっています。(やらないときもありますが。。。)
水景維持のためにはこればっかりはしかたないですね。

水草のトリミングに関しては、育てている水草によります。
むちゃくちゃ育つのが早い水草から、逆にむちゃくちゃ遅い水草まで多種多様ですので、ここは植える水草によって手間を減らすことが可能です

月(年)単位で行う作業

作業 説明 時間
ろ過フィルターの掃除 水槽にはろ過を行うフィルターがついています。うちは外部フィルターですので手間がかかるほうだと思いますが、洗うのは数ヶ月に1度程度です。時間は1時間くらいですね。 半年に1回 : 30分程度
水槽のリセット ソイルの栄養分がなくなったり、レイアウトを変えたい衝動に駆られたら水槽の中身を一回とっぱらって新しく再スタートさせます。レイアウトを変えたい衝動は我慢していただくとして、ソイルは大体1年が交換目安と言われていますので、1年に一度はリセットをおこない新しく水槽を立ち上げます。これは結構時間かかりますが、早く新しいレイアウトにしたくてたまらないのであっという間に時間が過ぎます(個人的主観)。 1年に1回 : 5時間

こちらも仕方のない作業です。
水槽にはろ過フィルターという水槽内の水をきれいに保つ装置、を取り付けます。これがだんだん目詰まりしてくるので、水槽内の水でささっと洗います。『水草水槽のろ過フィルターについて

また、アクアリウムで最も一番時間がかかるのはリセットの作業でしょうか。
中に入っているソイルの栄養分がなくなっても、肥料を追加すれば水草育成くらいはなんとかなるかもしれませんが、ソイルが形崩れを起こすと、水がにごりやすくなってしまいますので、形が崩れたら完全に寿命です。
残念ですが取り替える以外の方法はありません。

ソイル以外の底床(溶岩石やセラミック)を使えば、この1年程度の縛りはなくなりますが、代わりに肥料が全く入っていないため、水草育成が一気に上級者向けになりますので初心者さんにはおすすめできません。
ソイルの特徴

もちろん、うまい人はソイルを使用して何年も水草、生体の育成を行う方もいらっしゃいますが、これもまた上級者向けです。

個人的には、鑑賞目的が強いため、1年程度での交換はちょうどいいかなーくらいですが、やっぱりこれがめんどくさい!って方も多いかと思います。

以上がアクアリウムにかかる手間です。
これをめんどくさいと捉えるか、こんな程度かと捉えるかは人によるかと思いますが、個人的にはそこまで苦ではないですね。
やっただけきれいなレイアウトに近づきますし、時間がかかる分、愛着もひとしおです。

特に趣味をもっていなくて毎日暇な方!超オススメです。僕がそうだったので(笑)

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

この記事を見た人はこんな記事も見ています

Ranking

  • ALL
  • CATEGORY
pagetop